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このversionのXenだとFreeBSDは稼動しないことが判明。
現在Xen3.3をソースから構築中。
完了後サイドUP予定。

ふと思い立った流れで昨年末から家のサーバーに
FreeBSD On Xenを構築中。

とりあえず紆余曲折の末Dom0の環境は整ったので
そこまでは備忘録として書き留めておく。

※前回のエントリ参照

参考にしたのは以下の通り
オープンギャラリー:Xen 3.0.3(Debian GNU/Linux 4.0編)
仮想化技術Xenを使ってみた。Domain-U Debian 4.0 前編
仮想化技術Xenを使ってみた。Domain-U Debian 4.0 後編
他、細々。

1.用意したもの。

PCサーバー。基本構成は以下の通り。

Intel Core 2 Duo VT非対応(E4300)
メモリ 4G
HDD    1T
chipset Intel 946GZ

OS
Debian (etch)

2.インストール

まずはDebianの最小構成インストール。
なれていない人はここを参考にどうぞ。
※起動と基本セットアップだけで十分。

パーティショニングは「ガイド - ディスク全体を使い LVM をセットアップする」を選択
ソフトウェアの選択では標準システム以外のチェックをはずす。

3.OSの設定

3-1.DHCPでIPが設定されるので固定IPへ変更

$vi /etc/network/interfaces

# This file describes the network interfaces available on your system
# and how to activate them. For more information, see interfaces(5).

# The loopback network interface
auto lo
iface lo inet loopback

# The primary network interface
allow-hotplug eth0
auto eth0
#iface eth0 inet dhcp ここを下記のように変更。アドレス及びGWは自由に
iface eth0 inet static
address 192.168.1.5
network 192.168.1.0
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.1.255
gateway 192.168.1.1

変更後DHCPClientが立ち上がっていたりと
色々有るので念の為インターフェースの再起動ではなく
サーバーごと再起動。

3-2.必要の無いアプリケーションを削除
NFSは今のところ使う予定は無いので削除。
プリンターも同様。

$apt-get remove lpr nfs-common portmap

3-3.個別に必要なアプリケーションをインストール。

$apt-get install psmisc
$apt-get install ntp
$apt-get install sudo
$apt-get install lv
$apt-get install vim

3-4.パッケージのバージョンアップ

$apt-get update
$apt-get upgrade

3-5.エディッターのデフォルト値を変更
好き好きで。

$update-alternatives -config editor

もちろんvim.basicを最優先に。

4.Xenのインストール

以下をaptで入れるだけしかしていない。

$apt-get install xen-tools
$apt-get install bridge-utils
$apt-get install sysfsutils
$apt-get install linux-image-2.6-xen-686
$apt-get install xen-utils-common
$apt-get install xen-utils-3.0.3-1
$apt-get install xen-hypervisor-3.0.3-1-i386-pae
$apt-get install libc6-xen

5.Xenの設定

5-1.GRUBメニューのカスタマイズ

$vi /boot/grub/menu.lst

title           Xen 3.0.3-1-i386-pae / Debian GNU/Linux, kernel 2.6.18-6-xen-686
root            (hd0,0)
kernel          /xen-3.0.3-1-i386-pae.gz dom0_mem=512m
module          /vmlinuz-2.6.18-6-xen-686 root=/dev/mapper/rewlloola-root ro console=tty0
module          /initrd.img-2.6.18-6-xen-686
savedefault

上記が追加されているかを確認後、赤色部分を追記。

5-2.Xenデーモン構成ファイルの変更

vi /etc/xen/xend-config.sxp

1.(network-script network-bridge)のコメントをはずす。
2.(network-script network-dummy)をコメントアウト。

設定ごサーバー再起動。

5-3.Xenデーモンの確認。

$pstree -apu

[xenwatch]、[xenbus]、xenstored、xend、xenconsoled
以上が起動していればOK

もしくはxmコマンドで以下のように確認可。

$xm list
Name                                      ID Mem(MiB) VCPUs State   Time(s)
Domain-0                                   0      512     2 r---   1780.2

とりあえずはここまで。

久しぶりの更新。

最近、家のサーバーの仮想化を推し進めようと、四苦八苦している。
そもそもは単なる思い付きだった。

家のFreeBSDのサーバーのディスクにエラーが出始めたので交換しようと思い立った。
その上で、なんとなくFreeBSD On Xenをしてみたかったのだ。

最初はホストのOSの選定。

FreeBSDはDom0になれないので断念。
Linuxかなと思い、10年前にターボリナックスを選択して以来のプライベートでのディストロ選択。

RedHat系のゴテゴテしているディストロは願い下げ。
(会社ではCentOSを使ってる。)

やっぱりDebian系かそれともGentooかと右往左往。
OpenSUSEはこの間話に聞いていた限りでは却下。

やっぱりサーバーはインスコ時にシンプルに何も入っていないのが理想。
Gentooも良いかと思ったけれども結局Debianを選択。

インストールはまぁなれたものですぐに終了。
案の定SSHサーバーを入れ忘れる。
※Debianではよくやる......。

sshを入れなおしたところで思い立って1Gだったメモリーに3G追加。
応援したいということでわざわざ九十九電機に買いに行く。
これが曲者。相性問題がでて既存の1Gとバッティング。
しょうがないので既存の1枚を抜いて3Gがで起動。

この時、素のDebianだったのでXenをインストール。
再起動した所、カーネルパニック発生。

これは悩んだ。

結局OSとの相性が悪いのかとディストロ変更。
再度色々調べた所Ubuntuサーバーが楽しそう。
デスクトップ版ではなくサーバー版。

これだと思い至りCDを焼くもインストール途中にエラー。
同じ所で同じように落ちるのでバイナリが駄目だったらしい。
もう一枚ダウンロードしてMD5チェックして今度はばっちりでCD作成。

今度はインストール途中、色々な所で落ちるように。
おかしいなと思い何度も試してもインストールできず。

たまたまUbuntuのCDについてきたメモリチェックを実行した所、メモリーエラー判明。

頭抱えてしまった。

結局メモリーを最初の1Gに戻し再度Ubuntuをインストール。
ようやく「Xenだ」と気を取り直しXenを入れようと試行錯誤。
なんか変。

色々調べた所Ubuntu8.10はXenのハイパーバイザーに対応してない。

何の嫌がらせだと小一時間(ry

再度頭を抱えてしまった。

結局の所、随所にある落とし穴にはまり、いまだにDom0すら構築できていない。

UbuntuのままKvmをベースにXennerで仮想化する方法とOSを再度入れ替える方法といくつか方法はあるけれどどうしようかなと。

Kvmはまだ情報が少ないこととこなれていないことで「試しに仮想化」の人間にとってはまだハードルが高いなぁ。
ただ、以前のYLUGでこれからはXenではなくてKVMだよと言われたし。

今ならOS入れ替えも選択可能。

Kvm on FreeBSDの話がまったくない訳ではないけれど当初の目的は仮想化されたFreeBSDだしな......。

もはや迷走中。

年末までにどうにかしよう。

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