Cassandra Summit 2012 その1

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ほぼ一ヶ月たってしまいましたが先月参加したCassandraSummitの報告をしたいと思います。

因みに自分の英語はズタボロなので内容の正確性は保証できかねますのでそのあたりは差っ引いてください。

因みにCassandraSummit2012の様子はここから一部見ることが可能です。Cassandra Summit 2012 Presentations

参加して一番感じたのはアメリカでのCassandraの勢いです。

有料のカンファレンスに登録800名との事。大きなホテルのカンファレンスフロア全てを借りきって4トラックのセッションを一日埋める。すごいですね。

全体的な印象としては前日のプレカンファレンスに参加しても感じたのですがCassandraをアナリティクスに用いている場合が多いかなと。DataStaxEnterpriseを用いるだけでなく独自でもトラッキング情報をCassandraに放り込んで後で解析するなどです。また、DataStaxEnterpriseとCassandraの話がシームレスに交じるのでDataStaxEnterpriseをある程度知ってないと混乱するかもと思いました。
(SolrandraはCassandraの機能ではありません。)

アナリティクスは自分もそちらのほうが親和性高いかなとも感じますのでCassandra自身そちらの方に進むかもしれないなと感じています。

さて、自分が参加した参加したセッションに関してコメントしていきたいと思います。


KeyNote
オープニングが和太鼓から始まって多少面食らいましたがなかなか楽しかったですね。
異国で見る和の雰囲気はなんか嬉しいです。

Billy Bosworth(DataStax CEO)

盛大にHBaseをディスっていて楽しかったです。(笑)
先日行われたHBaseConは600人しか集められなかったけどCassandraSummitは800人集めたぜハッハーとか、ビジネスにおけるパイの大きさが全然違うぞとかなどなど。
HBaseConを見ていないので本当の所はわかりませんがこの辺にも勢いを感じました。



Jonathan Ellis(DataStax CTO)

JonathanのKeyノートは普通にDataStaxEnterpriseの宣伝でしたね。Cassandraの内容が半分とDataStaxEnterpriseの内容が半分でその境目がシームレス。これは誤解を生むようなと感じました。内容としては1.2で導入予定のバーチャルノードやJBODが気になりましたね。Cassandraは高性能のハードで運用するとリソースを使い切れないのが現状なので擬似的に複数ノードに分けることによりハードウェア性能を使いきろうという考えです。JBODに関しては現行のCassandraが複数台のハードディスク搭載していてもその一本が飛ぶことによりノードダウンと同じ状態になるので全てのディスクを束ねてRAID0にする方が良いという本末転倒な状況だったのでその対応が入ったというのは大きいと思います。


We Messed Up, So You Don't Have to (Jason Brown, Ed Capriolo, Matt Dennis, Matt Pfeil)

使用者による運用に関するトークセッションです。
先日Cassandra勉強会でもお話ししていただいたJason Brownさんが参加されるので半分会いに行くという目的もあったのですが内容としては、正直自分の英語力では少し厳しかったです。このセッションの為に公開ビデオを待っていたくらいです。結構細かいCassandraの運用Tipsが盛り込まれているのでビデオは割と必見かもしれません。自分も改めて見なおしています。

 

続きはまた明日書きます。

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