Cassandra Summit 2012 その2

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昨日に引き続きCassandra Summitのレポートです。


Buy It Now, Cassandra at eBay
eBayにおけるCassandraの使用方法のレポートです。
ソーシャルシグナル(いいねボタンなど)のデータを直接投入しているしているとのことです。
このデータを使用してリアルタイムレコメンデーションを実現しているとのこと。
データモデルの提示もありかなり有効なセッションでした。


End-to-end Analytic Workflows with Cassandra
HadoopファミリーととCassandraを用いたアナリティクスの入門でした。
Cassandra + Oozie の話が興味深かったです。

Hastur: Open-Source Scalable Metrics with Cassandra (Noah Gibbs)
Cassandraを用いたモニタリングシステムの解説でした。
データ設計方法が詳細に語られていますでこれも参考になると思います。

Big Data at Disney

ディズニーにおけるデータ運用方法の全体像の報告です。
ディズニーのもつ全てのデータ、(ムービーやテレビ番組、ディズニーランドの情報など)を一元管理するための仕組みとのことです。「Data as a Sservice」という言葉がこの設計の壮大さを表しているなと。正直、激しく壮大な話なので直接的にこのセッションが参考になる所も少ないとは思いますがデータ活用方法の一つの局地としてみると非常に興味深かったです。

Changing the Game, Cassandra + Solr

普通にDataStaxEnterpriseにおけるSolrの使用方法でした。
(正直、Cassandraあまり関係ないやんというツッコミがなくも無いですが)
最近、業務絡みでDataStaxEnterpriseを調査しているのですがAll in one パッケージとして非常に優れていますのでとても有効なプロダクションであると思っています。


Technical Deep Dive: Data Modeling
かなり濃ゆいCassandraにおけるデータ設計方法の解説でした。
非常に役に立ちますのでCassandraを使用してみようとしている方はスライド及びビデオ必見です。自分も改めてもう一度見直す予定です。

セッション全体を通して実用例、モデリング方法、運用方法など色々な情報が詰め込まれており非常に楽しく且つ役に立つセッションが多かった印象です。ビデオも公開されているので、聞き逃したセッションもみておこうかなと考えています。

Summit終了後のAfter-party at Computer History Museumの様子はまた、明日書きます。

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