2013年7月アーカイブ

何かとドタバタしていて大変遅くなりました。
二日目のレポートになります。
すでにスライドもビデオも公開されているのでそちらも参考にしてみてください。

■Hindsight is 20/20. MySQL to Cassandra

Spam検知を行うシステムをMySQLからCassandraに移行した経験とポイントを話してくれました。(多分)すみません。英語が早すぎてあまり聞き取れていないです。ただ、いくつか印象に残っているのがMySQLからCassandraに移行した後のパフォーマンスの変化の表と「C* is the best option for persistence tier」の言葉

■Cassandra on Cloud Foundry

Cloud FoundryでCassandraを使うには。CaaS (Cassandra as a Service)をCloud Foundryで構築する方法をその場で実演してくれました。Cloud Foundryに詳しくないのですが環境構築方法としては面白いかもと思っています。そのうち環境構築をしてみようかなと考えています。参加者が少なかったのが印象的でした。(5人くらいしか居なかった。)

■Adaptive Data Convergence for Life Sciences

行動履歴とビジネスの直交のお話でした。
グラフ理論を使って「見えるか」をどのように行うかを図付きで丁寧に説明してくれました。
Cassandraを使ってのソーシャルグラフの作り方を丁寧に教えてくれたので結構有用です。
(でもここも人数少なかったんですよね。一つ前よりは多くて10人くらい)

■Data Driven Retail
太陽電池パネル、冷蔵庫、ガス・水道メーター、電灯のセンサーデータをかき集めて解析しコスト削減につなげましょうというお話。全米からセンサーデータをかき集めているのでデータが爆発しますがそれをうまく制御して有効活用すると色々とできますよと。これは自分が考えているデータのあり方の一つの道筋になるかなと思っています。。

■Data as Competitive Advantage in Manufacturing

これ時間取り違えていたらしく30分では全く収まらず押しに押しました。途中からひたすら早口になるし最後はちょくちょく催促入るし。ただ無いように関してはとても興味深いです。製造業におけるデータの重要性を説きつつアーキテクチャーの説明をしてくれました。工場の生産機器のログやエラーなどを統計解析することによってデータを活用することを行っているとのことです。

■Time is Money

民間投資会社が時系列のリアルタイムマーケットデータをどのように格納するかそしてどのように格納するかの発表でした。前半が業務パート、後半が技術パートという感じで。自分は前が押してしまったので後半しか聞けませんでした。

■Stepping Through the Lifecycle of a Service Offering with Cassandra

システムのライフサイクルのお話。ちょっと観念論ぽくて自分の英語力では難しすぎました。

■Cassandra at Instagram

InstagramでのCassandraの活用方法の解説です。RedisからCassandraへ置き換えた理由やRedis、Cassandraそれぞれのデータ構造のお話でした。Instagramのデータ構造が見えて面白いですね。

■How Not to Use Cassandra

Cassandraユーザーにとってのどから手が出るほど欲しい運用情報(苦笑)。様々なかゆいところに手が届く系の情報が詰まっています。セッションでは笑いが起きたり和やかな感じで面白かったですね。

駆け足になりましたが、アメリカでのCassandraの使われ方が垣間見れるようでしたらうれしいです。自分としてもアメリカと日本とのCassandraの勢いの差はどうにかして埋めたいと思いますので。もちろん今年もCassandraConference in Tokyoを行う予定です。アメリカで多少小細工を打ってきました。楽しみにまっていてください。

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